未来創造チームの挑戦

“評論家”としてでなく、”実践者”として

「経営を伸ばす顧問弁護士」を自称する以上、どうすれば経営が伸びるかを評論家のように伝えるだけではなく、私たち自身の
経営が伸びている責任があると考えています。ここでは、私たちがどのような考えで仕事にのぞみ、どのような取り組みをして
いるかを紹介します。

●未来創造フィロソフィが生まれるまで

貧しいというコンプレックス

私は、幼いころから「家が貧しい」という劣等感の中で育ちました。中学時 代はバブル最盛期。まわりの友達とおこづかいの額が1ケタ違い、「一緒に食事をしよう」「一緒に遊びに行こう」と誘われても、用事があるふりをして断るのはつらいものでした。「いつかはお金持ちになりたい」そんな思いが潜在意識にすり込まれていきました。

司法試験に最年少合格

中学時代に音楽をやり、高校時代は水泳をやって、芸術や体力ではまわりにかなわないことを思い知りました。そこで、大学に入ると法律を毎日13時間猛勉強し、運良く大学3年時に司法試験に合格することができました。まわりから「すごい、すごい」と褒められ、大手法律事務所に就職し、親の収入を越え、「先生、先生」と呼ばれる毎日に、すっかり天狗になりました。外車を買い、平日からゴルフに出かけ、貧乏コンプレックスを克服した錯覚に陥っていました。

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不満だらけの日々

30歳の時、自信満々で独立しましたが、売上も顧問先も伸び悩みました。年度末に顧問先から電話が入ると「また解約の電話なのではないか」と内心ビクビクする始末。自分には自信がありますから、「なぜ自分は顧客からもっと評価されないのか」「なぜスタッフは自分の思ったとおりに動かないか」と全てを他人のせいにして不満ばかり募らせる恥ずかしい日々を送ることになりました(他責化の日々)。

盛和塾に入塾

2010年に同世代経営者勉強会【S70’s】を立ち上げ、経営者同士のつながりのおもしろさに気づき、2011年に京セラ創業者稲盛和夫氏が主宰する盛和塾に入塾しました。
世の中にはこんなにもど真剣に経営に取り組む人たちがいるのかと衝撃を受け、先輩経営者の実績と謙虚な姿勢に反省させられました。たくさんの人から謙虚さが足りないとお叱りを受け、叱ってくれる人がいることのありがたみを痛感しました。うまくいかないのは全て自分に原因があると気づき、裏を返せば自分さえ頑張ればうまくいく可能性があると気づいて力が湧いてきました(自責化の日々)。

●未来創造チームの特徴的な取組

フィロソフィを浸透させる

未来創造弁護士法人では、日々の仕事を進めていく上での考え方や価値観を64項目のフィロソフィに明文化し、社内で共有すると共に唯一の評価基準としています。採用は学歴不問、経験不問で、弁護士採用時はフィロソフィの感想文が採用試験、事務局採用時は面接でフィロソフィの感想を質問しています。
入社後、新人は1泊2日でフィロソフィ合宿、その後も毎月フィロソフィの輪読と感想の発表を繰り返します。

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未来創造会議

毎月1回、スタッフ全員参加で会議を行います。フィロソフィの共有が会議の中心ですが、顧問先の工場見学、マナー研修、美文字研修、他企業との合同フィロソフィ勉強会など、テーマは様々です。
番外編で家族会を開いたり、みんなで駅伝に参加したりする中で、自分だけのためでなく、全員がチームのために全力を尽くすという素晴らしい風土ができあがってきました。会議後はコンパで飲み食いをしながら、胸襟を開いて夢を語り、絆を深めます。

法人化

全国の法律事務所の法人化率は5%程度といわれていますが、当法人は以下の3つの理由から法人化にふみきりました。

①公私を分ける

個人事業では、売上から給料などの経費を払った残りが事業主の収入となるので、社員から見ると売上アップのために頑張っても事業主が得するだけのように見えてしまいます。法人では社長も含め全員が給料を受け取るので、売上がアップすると法人の利益としてお金が残ることを全員が実感できます。

②チームのために頑張る

自分の収入のために頑張るより、法人の予算というチームの目標のために頑張った方が力が湧いてきます。これは、やってみて初めて実感したことです。

③支店展開

ドミナント展開が可能になるほか、社員に支店長としてリーダーの役割を与えるという選択肢が増えます。

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時間当たり採算と進捗管理システム

当法人では、独自に開発したシステムを導入し、弁護士が15分ごとにどの案件を担当したかを入力しています。その結果、顧客ごと、案件ごとに1時間当たりにいくらの売上となったかが全て集計され、より効率的な時間の使い方を考え抜くと共に、適切な値決めを客観的に判断できるようにしています。また、いつまでに何をするかを全てシステムに入力することにより、進捗に遅れるのあるタスクを管理者がすぐに把握し、指導できるようにしています。また、経験の浅い弁護士でも、このシステムに入力をしていくことにより、自然と仕事を進める段取りを覚えていくことができます。

必達予算と部門別管理会計

経営をしていく上で、チームのベクトルをそろえる理念は大切ですが、数値管理なしに高い目標を達成できないこともまた事実です。未来創造チームでは、各自がやれる数字ではなくやりたい数字を目標として掲げると共に、一人一人の月ごとの採算が翌月5日に算出されるようにした結果、各スタッフの採算意識が格段に高まりました。もちろん会計は、税務会計とは別に独自の管理会計を採用しています。

顧問先経営談義の会 [Growing]

クライアント先には、前向きで熱意があり実行力もある社長がたくさんいるので、定期的に集まり情報交換をすることが有用だと考え、会を立ち上げました。法律事務所の顧問先同士を横に繋げる取り組みというのは珍しいと思いますが、とても好評です。最近では [Growing] に参加することを目的に顧問契約をいただくこともあります。顧問先に当事務所の若い弁護士を覚えてもらったり、若い弁護士に経営者の悩みや望みを知ってもらう機会にもなっています。

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判例法令研究会 SUC三谷会

法律や判例は日々改正され、新しくなっていきます。法律のプロとして若手が持つ最新の情報と、ベテランの強みである経験を交換する法律判例勉強会を、事務所内だけでなく外部の弁護士も招いて6年以上開催しています。毎回全員参加、遅刻厳禁が鉄則です。

●どのような結果に結びついたか?

フィロソフィを導入して変わったこと

  • ・「自分が金持ちになりたい」から「社員全員を幸せにしたい」に
  • ・「うまくいかないのはスタッフや客のせい」から「うまくいかないのは全て自分のせい」に
  • ・「友人との飲み食いも経費扱い」から「カードを2枚持ち、自動車も経費で落とさず厳密に公私を分ける」に
  • ・年間50ラウンドしていたゴルフをぱったりやめて仕事づけの毎日に
  • ・社員やお客様への言葉遣いがていねいに
  • ・自然と人をほめたり、感謝の言葉を言うように
  • ・面倒くさそうに仕事をしていた三谷が、楽しそうに仕事をするように
→その結果、トップが本気だということが社員に伝わり、「あいつが頑張っているのだから、自分たちも協力してやろう」という雰囲気になりました。
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「顧問先最優先」「スピードは絶対的に善」

未来創造弁護士法人では、全スタッフの間で「顧問先最優先」を徹底すると共に、「スピードは絶対的に善である」とくり返し伝え、スピード回答、スピード調査、スピード解決を絶対唯一のミッションとしています。特に企業、経営者はスピードを求めます。完璧な人などおらず、人は必ずミスや失敗をします。未来創造弁護士法人では、ミスや失敗は責めないが、「まだか」という催促や「遅い」というお叱りは恥だと思えと教育しています。

3年で売上、顧問契約数3倍

独立当初は、謙虚さに欠けた自信過剰の事務所運営で伸び悩み、完全に停滞しました。フィロソフィを軸にした経営をしてからたくさんのお客様に喜ばれ、たくさんのご紹介をいただけるようになりました。
また、顧問契約の解約率が格段に低くなりました。

図:フィロソフィ導入前後の事務所売上・顧問契約数推移

●未来創造チームが目指すところ

中小企業の経営者を全力でお手伝い!

日本の企業の99.7%は中小企業です。その中小企業が経営を伸ばし、雇用を生みだし、利益を増やして納税することがこの国のためになると信じています。未来創造弁護士法人は、経営を伸ばしたい中小企業の経営者を全力でお手伝いをする法律事務所です。

私たち未来創造チームは、高い目標に向かって果敢に挑戦するベンチャースピリットにあふれています。現時点で私たちより大規模な法律事務所は多数ありますが、情熱とチームワークではどの事務所にも負けません。 また、高い志をもってチームに加わる仲間を増やし、遅くとも2035年までにはメンバーが100人を超える事務所になる計画です。

ともに働くメンバーの幸福度でも、顧問契約を頂いたお客様企業の満足度でも、顧問契約を頂いた企業の数でも圧倒的なナンバー1の事務所となり、全国の経営者から「中小企業の顧問弁護士なら未来創造弁護士法人」と認めていただける事務所になることを目指しています。

※未来創造弁護士法人ではともに働くメンバーを募集しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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未来創造フィロソフィ64項目

  • 01 心をベースとして経営する
  • 02 公明正大に利益を追求する
  • 03 原理原則にしたがう
  • 04 お客様第一主義を貫く
  • 05 大家族主義で経営する
  • 06 実力主義に徹する
  • 07 全員参加で経営する
  • 08 ベクトルを合わせる
  • 09 独創性を重んじる
  • 10 ガラス張りで経営する
  • 11 高い目標をもつ
  • 12 愛と誠と調和の心をベースとする
  • 13 素直な心をもつ
  • 14 常に謙虚であらねばならない
  • 15 感謝の気持ちをもつ
  • 16 常に明るく
  • 17 仲間のために尽くす
  • 18 信頼関係を築く
  • 19 完全主義を貫く
  • 20 真面目に一生懸命仕事に打ち込む
  • 21 地味な努力を積み重ねる
  • 22 自ら燃える
  • 23 仕事を好きになる
  • 24 渦の中心になれ
  • 25 率先垂範する
  • 26 自らを追い込む
  • 27 土俵の真ん中で相撲をとる
  • 28 本音でぶつかれ
  • 29 私心のない判断を行う
  • 30 常に創造的な仕事をする
  • 31 利他の心を判断基準にする
  • 32 両極端をあわせもつ
  • 33 有意注意で判断力を磨く
  • 34 フェアプレイ精神を貫く
  • 35 公私のけじめを大切にする
  • 36 潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ
  • 37 人間の無限の可能性を追求する
  • 38 チャレンジ精神をもつ開拓者であれ
  • 39 もうダメだというときが仕事のはじまり
  • 40 信念を貫く
  • 41 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
  • 42 真の勇気をもつ
  • 43 闘争心を燃やす
  • 44 自らの道は自ら切りひらく
  • 45 有言実行でことにあたる
  • 46 見えてくるまで考え抜く
  • 47 成功するまであきらめない
  • 48 人生・仕事の結果(方程式)=考え方×熱意×能力
  • 49 一日一日をど真剣に生きる
  • 50 心に描いたとおりになる
  • 51 動機善なりや、私心なかりしか
  • 52 小善は大悪に似たり
  • 53 反省ある人生をおくる
  • 54 値決めは経営
  • 55 売上最大、経費最少
  • 56 能力を未来進行形でとらえる
  • 57 目標を周知徹底する
  • 58 日々採算をつくる
  • 59 倹約を旨とする
  • 60 必要なときに必要なだけ購入する
  • 61 現場主義に徹する
  • 62 手の切れるような製品をつくる
  • 63 一対一の対応の原則を貫く
  • 64 ダブルチェックの原則を貫く