三：根岸さん、こんにちは。最近はよくお目にかかりますね。

根：はい。弁護士さんに法律相談をすることはあまりないのですが、三谷さんが主催する勉強会に参加させてもらったり、接骨院向けのセミナーに講師としてお越しいただいたりしていますので、お目にかかる機会が増えました。弊社は埼玉県を拠点としており、三谷さんの事務所が横浜なので、顧問契約をした当初はこんなに頻繁にお目にかかるとは思っていませんでした。

三：以前は当事務所の顧問先の多くが地元の神奈川県内にある会社さんでしたが、ここ数年は東京や埼玉、千葉のお客様が増えています。

根：えっ、それは意外ですね。弁護士さんは事務所がある地域の顧問先が多いと思っていたので、ほとんどが横浜周辺の会社さんかと思っていました。

三：最近は、私が学んでいる盛和塾の例会で日本全国に行く機会が多いため、いろいろな地域の経営者の方にお会いしています。そのため、全国に顧問先が広がっています。

根：そうでしたか。全国に顧問先があるとは行動派の三谷さんらしいですね（笑）。

三：当事務所を必要としていただけるお客様にお応えしようとした結果ですかね。今は携帯電話やメールがあれば、距離が近い、遠いはあまり関係ありませんね。

根：動きが悪い弁護士さんよりも、フットワークが軽い弁護士さんの方がいいですよ。そのスタンスをお持ちだから私もお会いする機会が多いのですね。

三：机の上で、頭で考えてばかりいてもなにも始まらないですから。根岸さんとは一緒に取り組んでいる新規サービスもありますし、これからもご一緒させていただくことが増えると思います。

根：それはとても楽しみです。

三：根岸さんにご契約いただいたのは、お友達の歯医者さんが私のお客様だったことがきっかけでしたね。

根：横浜にすごく頭がよくて、経営のことがわかっている弁護士さんがいるといわれて紹介してもらいました。実際にお目にかかると、経営者勉強会【Ｓ７０’ｓ】を長年主催され、とても経営に詳しく、志も高くてびっくりしました。

三：根岸さんには【Ｓ７０’ｓ】にご参加いただくだけではなく、スピーカーもお願いしましたよね。

根：自分が登壇して、参加者に伝える側にまわることで気づいたことがたくさんありました。結局、聞く側から話す側にまわることで、より学びが深くなり、自社が成長することがわかりました。

三：当事務所の顧問先経営談義の会[Ｇｒｏｗｉｎｇ]にもお越しいただいていますね。

根：未来創造弁護士法人の顧問先の経営者は、みなさん例外なく前向きで、努力家だと思います。経営を伸ばすことに貪欲なので、そのような経営者仲間から刺激と学びを持って帰れる事が、本当にありがたいです。

三：そう言っていただけると、主催者として本当に嬉しく思います。それはそうと、このたびは、ご著書「貧乏治療院と繁盛治療院」（合同フォレスト刊）の発売おめでとうございます。拝読しましたが、業種を問わず役に立つお話しで、根岸さんの会社がなぜ発展しているのかがよく分かりました（笑）。

根：この本を出版できたのも三谷さんのおかげです。三谷さんが先に出版し、どのようにして企画書を作り、どのように出版社をまわればいいかなど、経験者として適切にアドバイスしてくださったことが大きかったです。

三：書籍の発行ではそうでしたが、ビジネスでは私の方こそたくさんのアドバイスをいただいています。当事務所が現在手がけている「接骨院の味方」という治療院専門顧問サービスも、根岸さんにいただいたアイデアを事業化したものです。

根：そうでしたね。私が「接骨院業界はこんなことで困っているから、自分が弁護士だったらこういうサービスを提供する」とお話ししたら、三谷さんはその日から業界について猛勉強をされていました。翌月には専門のホームページまで立ち上げていましたから、その行動力に驚かされましたよ。

三：お互いがアイデアを出し合いながら、お互いの経営が伸びていくという関係でいられることに感謝しています。

根：三谷さんには、本当に頑張っている素敵な経営者をたくさん紹介してもらい、そのおかげで自分のやる気にも火がつきました。高い志を持つことの大切さを教わったように思います。